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学園の歴史

福原学園創設者と建学の精神

 福原学園の創設者である福原軍造は、明治35年1月28日、福岡県鞍手郡西川村字長谷475番地に福原家の5男として生まれました。

 親のすすめもあって、大正8年から4年間、小倉師範学校に学んだ後、小学校に教師として赴任しましたが、向学心に燃える気持ちから、昭和2年4月立正大学に入学しました。在学中は、昼は小学校の教師、夜は立正大学で地理学を専攻するという苦学生活でした。  立正大学卒業後も在京して、中学校や高等女学校の教師を務め、昭和9年に故郷の要請によって帰郷するまでの7年間は人生の転換期となりました。学校の教育が、入試準備化し、詰め込み主義の知識偏重・学力優先となってしまい、人間を形成する教育がないことを憂慮し、「真の教育は私学でなければ」との決意をもたらしたのです。  昭和10年からは母校の小倉師範学校の教師となりますが、昭和18年折尾の地に私学創設の用地を取得、そして昭和22年に福原高等学院を創設し、理想とする教育の実現の第1歩を踏み出しました。

 その後、昭和25年に福原高等学院を解消し、新学制によって福原高等学校を開校し、教育目標として「規律」「勤労」「礼儀」の3徳目を校是として揚げました。以後、九州女子短期大学、九州女子大学、九州女子大学附属幼稚園、そして九州共立大学を次々と開学し、幼稚園から大学までを擁する総合学園へと発展させました。そして、知性を深め、徳性を高め、情操豊な調和のとれた人間の育成を目指し、一貫性のある学風確立のため「自律処行」を学是として揚げました。この建学の精神は、今日まで受け継がれています。 一方、教育界の発展のため、福岡県私立中・高等学校協会役員をはじめ、県私立学校審議会・福祉会・振興会などの役職を兼任。昭和37年以降は、日本私立大学協会(副会長・九州支部長)、日本私立短期大学協会(常任理事・九州支部長)、全国私立学校連合会・審議会等の役職も務め、こうした長年の教育に対する功績により、昭和47年に勲三等旭日中綬章を受章するなど、いくつもの功労賞を受賞しています。

スポーツ万能、特に柔道は範士十段の栄位にあり、文武両道の練達の士でありましたが、昭和63年11月17日、86歳の生涯を閉じました。
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学園創立から現在までの学校の沿革

西暦(年) 学 園 の 動 き
1943
(昭和18年)
1 私学建設用地として遠賀郡折尾町大字本城字大浦の原野を浅野セメント(株)より取得
1947
(昭和22年)
4 財団法人福原学園創立、福原高等学院の開校(理事長 福原軍造)
1948
(昭和23年)
3 財団法人福原学園設立認可
1950
(昭和25年)
4
6
福原高等学院を廃止し、新学制に基づく福原高等学校を開校
玄海洋裁専門学校(宗像郡玄海町)を開校
1951
(昭和26年)
3
4
財団法人福原学園を学校法人福原学園に組織変更
福原高等学校に普通科を増設(男子部を併設)
1954
(昭和29年)
4
4
福原高等学校に商業科を増設
福原女学院を開校
1955
(昭和30年)
11 福原高等学校を八幡西高等学校に、福原女学院を八幡女子専門学校に改称
1957
(昭和32年)
11 学園創立10周年記念式典を挙行
1958
(昭和33年)
4 八幡西高等学校に工業科(機械科・電気科)を増設
1959
(昭和34年)
9 八幡女子専門学校を廃止
1960
(昭和35年)
4 九州女子短期大学(家政科)を開学
1961
(昭和36年)
4 八幡西高等学校女子部を分離し、八幡女子高等学校を開校
1962
(昭和37年)
4
4
4
4
九州女子大学(家政学部)を開学
九州女子短期大学に養護教育科を増設
八幡女子高等学校を九州女子大学附属高等学校に改称
九州女子大学附属折尾幼稚園を開園
1963
(昭和38年)
4 九州女子短期大学に体育科を増設
1964
(昭和39年)
3
4
玄海洋裁専門学校を廃止
九州女子短期大学に英文科を増設
1965
(昭和40年)
4
4
4
九州共立大学(経済学部)を開学
九州女子大学に文学部を増設
八幡西高等学校工業科を機械科・自動車科・電気科に分離
1966
(昭和41年)
4
4
4
11
九州共立大学に経済学部二部を増設
九州女子短期大学に初等教育科を増設
八幡西高等学校を九州共立大学八幡西高等学校に改称
八幡西高等学校自動車科の実習施設として自動車教習所を開設
1967
(昭和42年)
4
9
11
九州共立大学に工学部を増設
学園に法人事務局を設置
学園創立20周年記念式典を挙行
1968
(昭和43年)
4
4
九州共立大学経済学部に経営学科を増設
九州女子大学家政学部家政学科を家政学専攻と管理栄養士専攻に分離
1969
(昭和44年)
4 九州女子短期大学に音楽科を増設
1970
(昭和45年)
5
9
自動車教習所が県公安員会の指定を受ける
九州女子大学附属自由ケ丘幼稚園を開園
1971
(昭和46年)
10 福原軍造理事長が米国国際大学より理学博士の称号を受ける
1972
(昭和47年)
4
4
11
福原軍造理事長が米国国際大学より工学博士の称号を受ける
福原軍造理事長が全国日本学士会より学術教育功績賞を受ける
福原軍造理事長が勲三等旭日中綬章を受章
1973
(昭和48年)
11 福原軍造理事長の銅像を建立
1975
(昭和50年)
4 九州女子大学附属高等学校に衛生看護科を増設
1978
(昭和53年)
4 九州女子大学附属高等学校に衛生看護専攻科を増設
1979
(昭和54年)
4 九州共立大学工学部に開発学科と環境化学科を増設
1984
(昭和59年)
11 学生数の過小報告等により文部省から運営体制の刷新等5項目の行政指導を受け、
日本私学振興財団からは補助金の返還命令と補助金の交付停止を受ける
1985
(昭和60年)
3
4
4
福原軍造理事長以下総辞任
理事長に松尾四郎氏が就任
福原軍造前理事長が学園名誉総長に就任
1988
(昭和63年)
11 学園創設者福原軍造名誉総長がご逝去、学園葬が行われる
1989
(平成元年)
5
6
理事長松尾四郎氏が退任し、眞武友一氏が理事長に就任
福原ツルヲ氏が名誉総長に就任
1990
(平成2年)
11 福原ツルヲ名誉総長が勲四等宝冠章を受章
1991
(平成3年)
4
6
8
財団法人自由ケ丘教育振興財団を設立
学園広報誌「自由ケ丘タイムス」を創刊
第1回学園総会が開催され、「福原学園21世紀プラン(第1次5ヵ年計画)」を提案
1992
(平成4年)
4
4
理事長眞武友一氏が退任し、後任に福原猛光理事が就任
九州女子大学附属高等学校の家庭科を生活文化科に名称変更
1993
(平成5年)
12 学園の用地取得事業に関してマスコミに問題報道される
1994
(平成6年)
4 九州女子大学に別科日本語研修課程が開講
1995
(平成7年)
4
4
6
九州女子短期大学に専攻科を増設
キャンパス託児所「すくすくハウス」を開所
文部省から3項目の行政指導を受ける
1996
(平成8年)
9 九州女子大学附属高等学校が高等学校統合新校舎に移転
1997
(平成9年)
3
10
12
九州共立大学八幡西高等学校の商業科、機械科、電気科を廃科
日本私学振興財団から補助金の50%減額通知
学園創立50周年記念式典を挙行
1998
(平成10年)
3 創立50周年記念式典の日に20億円が海外に不正流出していたことが発覚
1999
(平成11年)
1
6
日本私学振興財団から補助金の75%減額通知
福原猛光理事長以下が引責総退陣し、安藤延男氏を理事長とする新体制が発足
2000
(平成12年)
1
10
日本私立大学振興・共済事業団から平成11年度の補助金100%交付の通知
有限会社共立振興産業を設立
2001
(平成13年)
4
4

4
九州共立大学に大学院工学研究科修士課程を開設
九州共立大学工学部電気工学科を電気電子情報学科へ、開発学科を地域環境システム工学科へ
名称変更
九州女子大学家政学部を改組して人間生活学科と栄養学科を、文学部を改組して
人間文化学科と心理社会学科を開設
2002
(平成14年)
3
4
キャンパス託児所「すくすくハウス」を閉所
九州共立大学八幡西高等学校と九州女子大学附属高等学校を統合して、自由ケ丘高等学校を開設
2003
(平成15年)
4
4
九州共立大学大学院工学研究科に博士後期課程を増設、修士課程を博士前期課程へ改称
福原学園保健センターを開所
2004
(平成16年)
1
3
4
7
安藤延男理事長が退任し、原久雄理事が理事長に就任
自由ケ丘高等学校の商業科を廃科
自動車教習所を学園から分離し、株式会社自由ケ丘を設立
学園広報誌を刷新、「Fジャーナル」を創刊
2005
(平成17年)
3
4

4

4
九州女子短期大学の音楽科を廃科
九州共立大学工学部の機械工学科と電気電子情報工学科を改組して
メカエレクトロニクス学科及び情報学科を開設
九州共立大学工学部の土木工学科を都市システム工学科へ、地域環境システム工学科を
環境サイエンス学科へ、環境化学科を生命物質化学科へ名称変更
九州女子大学文学部を改組して人間科学部人間文化学科と人間発達学科を開設
2006
(平成18年)
4
9
九州共立大学にスポーツ学部スポーツ学科を増設
九州女子大学の別科日本語研修課程を廃止
2007
(平成19年)
3
3
3
4
11
2007年歴史
2008
(平成20年)
7
8
8
福原学園沖縄事務所を開所
福岡学園天神サテライトキャンパスを開設
福原学園ホームページを開設
2009
(平成21年)
3
3
4
9
学園広報誌を刷新、「Liberty」を創刊
九州女子大学の文学部、九州女子短期大学専攻科の体育学専攻と初等教育学専攻を廃止
九州共立大学経済学部の経済学科と経営学科を改組して経済学部経済・経営学科を開設
福原学園天神サテライトキャンパスを閉設
2010
(平成22年)
3
3
4

9
自由ケ丘高等学校野球部が第82回選抜高等学校野球大会へ出場(甲子園初出場)
九州共立大学工学部の機械工学科、環境サイエンス学科、生命物質化学科を廃科
九州女子大学人間科学部の人間文化学科と人間発達学科を改組して人間発達学科(人間発達学専攻・人間基礎学専攻)を開設
鞍手幼稚園と鞍手北幼稚園を開園
2011
(平成23年)
3
3
3
4
4
九州共立大学大学院工学研究科を廃科
九州共立大学工学部の電気電子情報工学科、環境土木工学科、建築学科を廃科
鞍手北幼稚園を廃園
鞍手幼稚園を九州女子大学附属鞍手幼稚園へ名称変更
九州女子短期大学の養護教育科と初等教育科を改組して子ども健康学科を開設
2012
(平成24年)
3 九州共立大学工学部情報学科を廃科
2013
(平成25年)
3
3
3
4
8
九州共立大学工学部を廃部
九州女子大学人間科学部人間文化学科を廃科
九州女子短期大学養護教育科、初等教育科を廃科
九州女子短期大学専攻科子ども健康学専攻を開設
自由ケ丘高等学校が第95回全国高等学校野球選手権記念大会へ出場
2014
(平成26年)
3
3
6
九州女子短期大学専攻科 養護教育学専攻を廃止
自由ケ丘高等学校 看護科、看護専攻科を廃科
九州共立大学経済学部経営学科を廃止
2015
(平成27年)
3
6
九州女子大学人間科学部人間発達学科を廃止
福原弘之理事長が退任し、福原公子副理事長が理事長に就任
2016
(平成28年)
1
4
九州共立大学経済学部経済学科を廃止
九州女子大学・九州女子短期大学事務局を弘明館に移転
2017
(平成29年)
3 福原学園沖縄事務所を閉所
2018
(平成30年)
4 九州共立大学に大学院スポーツ学研究科修士課程を開設
2019
(平成31年)
(令和元年)
4
8
九州共立大学経済学部に地域創造学科を増設
九州共立大学事務局を深耕館に移転
2020
(令和2年)
4 九州共立大学スポーツ栄養研究センターを開所
2022
(令和4年)
4 九州共立大学大学院経済・経営学研究科修士課程を開設
2023
(令和5年)
4 九州女子大学家政学部の人間生活学科を改組して生活デザイン学科を開設
九州女子大学人間科学部の人間発達学科(人間発達学専攻・人間基礎学専攻)を改組して
児童・幼児教育学科と心理・文化学科を開設
2024
(令和6年)
4 九州共立大学スポーツ学部にこどもスポーツ教育学科を増設
九州女子大学大学院人間科学研究科修士課程を開設


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