令和2年8月28日(金)九州共立大学スポーツ学部B館において、福原学園衛生委員会主催のAED講習会が行われました。
本講習会は、学園の安全衛生年間活動計画の一環として実施したもので、スポーツ学部 教授 篠原 純司氏を講師として、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を踏まえた心肺蘇生法の手順について」をテーマに講習会を開催し、教職員29名の参加がありました。
今回は、新型コロナウイルス感染症予防のため、講義中心の講習会となりました。
講義では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についても触れられ、改めてウイルスの特徴や感染予防の基本などを学ぶことができました。
また、日本赤十字社の新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による救急蘇生法の指針を基に、緊急時に遭遇した時の迅速かつ的確な行動として、心肺蘇生法の具体的な手順について解説をしていただきました。その後、実際にAEDを用いて、救急法とAEDの使用方法の説明がありました。
講義中、舌根沈下の際の救急法や脳卒中などの脳に起こった障害による心肺停止時の心肺蘇生の必要性など活発な質疑応答がなされ、緊急時の対応を十分に学ぶことができました。
講義終了後は、希望者のみ、講義内容を踏まえ感染予防をしながら、実際にAEDを使用しました。
受講者のコメント
・心配蘇生法だけではなく、新型コロナウイルスの恐ろしさについて改めて学べて勉強になりました。人口呼吸は、一般の人はしなくてもよいことを知って、驚き、大変勉強になりました。
・コロナ状況下において蘇生を行なうには、エアロゾル防止に気を付け、傷病者の口元にハンカチ等を置くなどの処置が大変重要と感じました。
・このような研修を受講していても、いざという時にAEDを使用することは難しいため、毎年、毎回何度でも受講し対応することが必要だと思いました。
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