2019年6月25日(火)九州女子大学・九州女子短期大学弘明館において、福原学園衛生委員会主催の
食中毒予防講習会が行なわれました。
本講習会は、学園の安全衛生年間活動計画の一環として実施したもので、九州女子大学家政学部の崎山
栄子准教授を講師として、「食中毒の予防 危険!!その手、その食材 家庭における食中毒予防のポイント」
をテーマに講習会を開催し、教職員39名の参加がありました。食中毒はどうやって起こるのか、また予防方
法について、レジメとスライドを用い、食中毒発生原因となる細菌の種類や特徴、予防の具体的な方法など
を詳しく、わかりやすく解説していただきました。
次に、家庭内で実施できる予防のポイントとして、1.買い物の際 2.保存の際 3.調理の際 4.食事の際
5.後片付けの際と5つのケース別に解説いただきました。
家庭などでバーベキューを楽しむ時の注意点についても学ぶことができました。
食中毒は、微生物をつけない・増やさない・殺すことが予防の3原則であり、手が触れる場所にはたく
さんの菌が付着しているため、日頃から正しい手洗いをすることが有効な予防策です。
また、食中毒ではないかと考え、自己判断で下痢止めなどの市販薬を飲むことは細菌を腸内に封じ込めて
しまう間違った処置です。速やかに医師に相談することが大切です。その際、脱水症状にならないよう水分
を十分に摂りましょう。
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〈受講者アンケートより〉(原文のまま)
・中毒をひろげないように、注意しようと思います。
・知識があまりないことを知りたい。学校現場で実践できるような内容。
・本日はありがとうございました。
・食中毒を防ぐには手洗い、調理に気を付けることが基本であると改めて思えた。できれば
全国データなど具体的なイメージがし辛いものより、学園内のデータや幼稚園・高校・大学
のデータ状況を知れる方が有益であると思う。
・今から梅雨に入り、食中毒には気をつけて手洗いをしようと思いました。
・下痢止めの利用が、腸内に毒素を閉じ込めることとなり、かえって長引くことになるという
ことは知らなかったので、特に勉強になった。
・日頃から気をつけようと思いました。ありがとうございました。
・ありがとうございました。本日学ばせていただいた内容を早速活かしたいと思います。
・手洗いの大切さが良く分かりました。帰って家族に伝えます。
・これからおこりうる食中毒、まあいいやと口にしてしまいがちだけど胃腸は弱い為、特に手洗
いには気を付けたいと思います。学生指導や授業でお忙しい中ありがとうございました。
・今までもトイレに行った際手洗いは行っていたが、今日の講演を聞いて丁寧に(正しい手洗い)
洗わないといけないと思った。今後は、20秒以上手を洗うことを気に掛けて実行していきたい。
本日は参考になる講演をありがとうございました。
・わかりやすい内容で大変役に立ちました。ありがとうございました。
・冷蔵庫の中で固まった卵(ひび割あり)使っても問題ないのでしょうか?
・身近な食中毒について学ぶことができ有意義な時間を過ごすことができました。ありがとう
ございました。
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