平成21年4月30日
本学学生、生徒、園児、教職員および全ての関係者 各位
福原学園衛生委員会
委員長 石津 和彌
【新型インフルエンザ】警戒レベル引き上げに対する対応について(重要)
すでにニュース等で報道されているとおり、新型インフルエンザの感染が拡大する中、世界保健機関(WHO)は、
日本時間の30日未明に、警戒水準(フェーズ)を現在の「4」から、世界的大流行(パンデミック)の一歩手前で、
複数の国で人から人への感染が進んでいる証拠があることを示す「5」へ引き上げると発表しました。
つきましては、本学の全ての関係者に対し、下記のとおり注意喚起および要請を行いますので、各位におかれては、
十分な意識を持って対応いただきますようお願いいたします。
記
1.フェーズ5について
新型インフルエンザの警戒レベルは6段階で、もっとも高いフェーズ6は世界的大流行(パンデミック)の発生を
意味します。今回のフェーズ5は、新型ウイルスによる感染が単独の地域内だけにとどまらず、少なくとも2つ以上
の地域で発生するに至った場合に宣告され、複数の国で人から人への感染が進んでいる証拠があることを示します。
WHOのチャン事務局長は「パンデミックが差し迫っているとの強い警告」と述べ、人類全体が深刻な危機にさらされ
ているとの認識を示しました。
2.海外への渡航について(外務省HPにおいても同様の注意喚起を行っています)
既に感染者が確認されている諸国への渡航については、再度、その是非を検討ください。
また、感染の疑いが報告されている国は拡大しており、海外への渡航に当たっては、人混みを避ける、うがい・手洗
い、マスク着用などの対応を行ってください。
3.国内での対応について
現在、日本国内での感染者は確認されておりません。しかし、日本政府が水際対策を徹底しているように、今回の感
染症は完全に封印することができず、いつ、どこから発症するか分からない状況です。
外出に当たっては、人混みを避ける、うがい・手洗い、マスク着用の励行をお願いします。
また、体調の不調を感じ、38度以上の発熱症状が認められた場合は、最寄りの「新型インフルエンザ発熱電話相談」
窓口に連絡し、病院の紹介を受けてください。
4.今後の対応について
今後、日本国内で新型インフルエンザの発生と人から人への感染が確認された場合には、休校等の諸措置を採ります。
必要な情報は、学園ホームページ、各設置校ホームページに随時掲載しますので、適宜確認するよう心がけてください。
万一、国内感染の段階になった場合においても、報道機関等から発信される情報の収集に努め、新型インフルエンザに
対する正しい知識と冷静な行動で対応いただきますようお願いいたします。
以上
|