学校法人福原学園
九州共立大学 第二体育館耐震補強工事におけるアスベスト除去工事の実施について
アスベスト除去工事に至った経緯
本学園におけるアスベスト対策は、環境省からの指示通達により、平成17年度から平成20年度の間で必要な対策(除去工事)を講じ、完了していましたが、このたび、平成29年5月30日付けで、環境省はアスベスト対策について新たな基準(石綿含有仕上材の除去等に係る大気汚染防止上の取扱い及び石綿飛散防止措置等)を通知しました。
北九州市においてもこの新たな基準に基づき、同年8月1日付け「石綿含有仕上塗材の除去作業における大気汚染防止法の適用について」で、その取扱基準が示され、建築物の解体等を行う場合には、石綿含有に関する事前調査の実施が義務付けされることとなりました。
このことから、本学園が予定していた九州共立大学第二体育館耐震補強工事において、アスベスト除去作業の新基準に対応するため、工事着手前の事前調査を実施したところ、同体育館の一部(軒天部分のみ)に微量のアスベストが添加された仕上塗材が使用されていることが分かりましたので、下記の方法により除去作業を行うことを周知します。
記
除去工事の対応
1)除去工事は、大気汚染防止法で定められた『特定粉じん排出等作業の実施の届出及び作業基準』を遵守し、アスベストが飛散しないよう、注意深く実施する。
2)飛散防止対策、作業期間等、大気汚染防止法に定められた項目を、ホームページ等で公表し、関係者(学内等)へ周知する。
3)除去工事は、立入禁止措置を取った区画内で専門業者により実施する。
4)除去工事期間は、平成29年11月9日から平成29年11月30日までの予定。
※アスベスト除去工事は、平成29年11月20日をもちまして完了しました。(実施期間:11/11から11/16まで)
また、北九州市環境局によるアスベスト除去工事に伴う空気中飛散有無試験の結果、飛散はありませんでしたとの報告を受けています。
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