平成22年6月23日(水)、九州共立大学において福原学園衛生委員会主催の「熱中症予防講習会」が開催されました。この講習会には、九州共立大学スポーツ学部教員、幼稚園教諭、体育授業・屋外授業・部活動などの担当教職員ならびに希望する教職員・学生の計61名が参加しました。 本講習会は、学園の安全衛生年間活動計画の一環として実施したもので、福原学園産業医 柳延亮先生を講師とし、「熱中症に関する基礎知識」、「熱中症と思われた時の対処方法」、「熱中症にならないための予防知識」について講習が行われました。 講習では、熱中症は死に至る可能性のある病態であることから、まず、病院への搬送を頭に入れて症状を観察する重要性の説明があり、次に、現場での応急処置や予防方法についても具体的に示していただきました。また、予防方法については、参加者から多数の質問が出され、熱中症に関する関心の高さがうかがえました。
<現場での応急処置> <熱中症にならないための予防> 1.涼しい場所へ移動 1.環境条件を把握する 2.全身冷却 2.水分摂取 3.水分の摂取 3.服装 4.下肢を高くする 4.暑熱順化 5.体調管理
<受講者のアンケートより> *大変役に立ちました。知識があるなしで命にかかわることになるので、多くの人に知ってもらいたいし、職場 で欠席した者に広めたいです。
*夏を前にして、改めて熱中症について考える事ができ、大変良かったです。熱中症は予防できることから実習等での水分補給に気を付けたいと思いました。
*スポーツドリンクなど身近にできる予防法を教えていただけ分かりやすかったです。ありがとうございました。
*園児への予防のために、とても役に立ちました。又、保育者自身も水分摂取は忘れがちなので、注意しようと思いました。これからの暑い時期を安全にすごすように心がけていきたいと思います。
<当日の様子>
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