令和3年6月25日(金)九州共立大学スポーツ学部B館において、福原学園衛生委員会主催の熱中症予防講習会が開催されました。
本講習会は、学園の安全・衛生年間活動の一環として実施したもので、スポーツ学部講師 西山 侑汰氏を講師としてお迎えし「熱中症予防とその対策」をテーマに講習会を開催し、教職員31名の参加がありました。
講習では、熱中症のメカニズムと病態、熱中症発生時の対応について、解説いただき、熱中症対策の重要ポイントとして、1.計画的に身体を冷却すること 2.水分補給をすること 3.暑熱順化することをご教示いただきました。
特に計画的に体を冷却することについては、運動前、運動中、運動後に計画的に行うこと。その手法の1つとして、「手掌前腕冷却」について解説いただきました。手は血管が豊富で熱を外に放出しやすいことから、10から15℃の冷水に10分間程度つけることで、簡単で効果的に深部体温を下げることができるそうです。
さらに、環境省の熱中症予防情報サイトについてもご紹介いただき、いろいろな角度から熱中症の予防と対策を講じることを学びました。
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