令和3年8月27日(金)九州共立大学スポーツ学部B館において、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を十分講じたうえで、福原学園衛生委員会主催のAED講習会が行われました。
本講習会は、学園の安全衛生年間活動計画の一環として実施したもので、スポーツ学部 講師 名頭薗 亮太氏を講師として、「救急法の基礎知識(いざという時のために)」をテーマに講習会を開催し、教職員35名の参加がありました。
講義では名頭薗先生から、心臓突然死とAED(自動体外式除細動器)についての説明があり、さらにCPR(心肺蘇生法)とAEDの理論と実践についてお話を伺うことができました。
日本では、7分に1人の割合で「心臓突然死」で亡くなられていますが、一度心肺停止状態になっても、状況によっては助けることができるそうです。しかしながら、AEDの年間使用率はわずか5.1%にすぎないということでした。令和元年度、福岡県では救急車が駆けつけるまでの時間は平均8.3分です。それまでの間の初動対応として、心肺蘇生訓練用のマネキン人形を用い、実際に胸部圧迫とAEDを活用して実習しました。
最後に、本学園の学内AEDマップが提示され、日ごろ自分たちが活動する場所から最短のAED配置場所を把握しておくことの大切さについても学びました。
講義終了後は、心肺蘇生法について活発な質疑応答がなされ、AEDを実際に使用することで緊急時の対応を十分に体験することができました。
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