令和4年8月26日(金)九州共立大学スポーツ学部B館において、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を十分講じたうえで、福原学園衛生委員会主催のAED講習会が開催されました。
本講習会は、学園の安全衛生年間活動計画の一環として実施したもので、スポーツ学部講師 名頭薗 亮太氏を講師として、「救急法の基礎知識(いざという時のために)」をテーマに講習会を開催し、教職員、クラブ活動指導者およびクラブ活動の代表学生等 計46名の参加がありました。
講義では名頭薗先生から、心臓突然死とAED(自動体外式除細動器)についての説明の中で、令和3年度の全国のAED使用率がわずか4.23%と低い現状にあることの話があり、さらにCPR(心肺蘇生法)とAEDの理論と実践についてお話を伺うことができました。
日本では、7分に1人の割合で「心臓突然死」で亡くなられていますが、一度心肺停止状態になっても、状況によっては助けることができるそうです。令和2年度の調査で、福岡県では救急車が駆けつけるまでの時間は平均8.9分です。それまで初動対応として、心肺蘇生法は、医療従事者が関わってから行われる治療よりも、効果が大きいことを学びました。
最後に、心肺蘇生訓練用のマネキン人形を用い、実際に胸部圧迫とAEDを活用して実習し、緊急時の対応を十分に体験することができました。
<受講者アンケートより>(原文のまま)
· 時間が経つと忘れてしまうので定期的に確認することが必要だと思いました。
· AEDの電源を入れてから「解析します」「離れて下さい」のメッセージが発せられるまでの時間が短いのですが、その手順でよろしいのでしょうか。
· 実際、沢山の練習が出来て、また、雨の時の仕方など、具体的に聞けて良かった。
· 使い方をすぐ忘れるので、復習出来て良かったです。
· FD/SD研修で、全教職員を対象としての実施が望ましいと思う。
· 本年もリフレッシュできました。自宅周辺のAED設置場所を調べてみようと思います。
· 実習で、条件がつけられ大変ためになりました。
· とても分かりやすくて、実践的でした。
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